子どもの歯並びが心配!いつから矯正を検討… むらかみ歯科・矯正歯科

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子どもの歯並びが心配!いつから矯正を検討するべきか解説!

2026年3月25日

 

 

「うちの子、歯並びが気になってきたんだけど…もう矯正した方がいいのかな」

そんなふうに思いながらも、何をどうすればいいかわからなくて、なんとなく後回しにしている。そういう親御さん、意外と多いんじゃないかと思います。

 

小児矯正って、なんとなく「早いほどいい」というイメージがありますよね。でも実際のところ、「何歳から始めるか」よりも「今の状態をちゃんと見てもらえているか」の方が大事だったりします。

この記事では、矯正を急かすわけでも、不安をあおるわけでもなく、「子どもの歯並びについて、今どう考えればいいか」を整理してみたいと思います。

 

「乳歯だからまだいい」は半分正解、半分は要注意

乳歯のうちは「どうせ生え変わるし」と思いがちですよね。たしかに、乳歯の時期にあった多少のすき間や重なりが、永久歯に生え変わるときに自然と整うケースもあります。だからこそ、「今すぐ何かしなきゃ」と焦る必要はありません。

ただ、乳歯の頃の状態が永久歯の生え方に影響することも、実はあります。たとえば、

・乳歯が早く抜けてしまって、隣の歯がずれてきた

・噛み合わせが深すぎる、または逆になっている

・歯が生えてくるスペースが明らかに足りなそう

こういった状態が見られるときは、「もう少し様子を見ましょう」という経過観察なのか、「今の時期に少し介入しておいた方がいい」のか、歯科で一度確認してみる価値はあるかもしれません。

でも、「確認=すぐ矯正開始」ではありません。まず見てもらって、今の状態を知るところから始めれば十分です。

 

小児矯正が話題になる「6〜12歳」という時期のこと

歯科の世界では、6歳〜12歳ごろ(永久歯に生え変わっている途中の時期)を「混合歯列期」と呼びます。この時期は、顎の骨がまだ成長途中であるため、骨格的なアプローチが比較的しやすいと言われています。

だからこそ「この時期を逃すな」という情報が出回っていたりするんですが、正直なところ、すべての子どもに「今すぐ矯正が必要」なわけではありません。

歯並びや顎の状態は、お子さんによって本当にさまざまです。「少し歯が重なっているけど永久歯が揃えば問題ないだろう」というケースもあれば、「今のうちに顎のスペースを広げておくと後が楽になる」というケースもある。

その判断は、お子さんの口の中を実際に見て、成長の経過を踏まえて考えるしかありません。画像や文章だけでは、「あなたのお子さんが今どうか」はわからないのです。

 

「経過観察」という選択肢は、決して消極的じゃない

「見てもらったけど、もう少し様子を見ましょう」と言われた親御さんの中には、少しがっかりするケースもあると聞きます。「せっかく来たのに何もしてもらえなかった」と感じてしまう方もいるようです。

でも、経過観察って、実はとても大事な選択肢です。

「今は動かさない」と判断すること自体が、治療の一部です。無理に早く始めることで、かえって治療期間が長くなったり、子どもの負担が増えてしまうこともあるので、タイミングを見極めることにはちゃんと意味があります。

定期的に来院して、歯の生え変わりや顎の成長を見守っていくこと。それ自体が、お子さんの歯の将来を守ることにつながっています。

 

「矯正」と一口に言っても、内容はいろいろある

小児矯正というと、ワイヤーをつけるイメージがある方も多いと思いますが、子どもの時期に行う矯正は、成人矯正とはアプローチが異なることも多いです。

たとえば、顎のスペースを確保するための装置を使うこともありますし、マウスピース型のものを使うこともあります。お子さんの状態や年齢によって、使うものも期間も変わってきます。

何が「正解」かは、歯科医師がお子さんの状態を見て一緒に考えていくものです。「こうしなければならない」という一択ではなく、選択肢を提示してもらって、親御さん自身が納得した上で進めていくのが、子どもの治療では特に大切だと思っています。

 

家でできることと、歯科でしかできないことの違い

「まずは自分たちでできることをしたい」という気持ち、すごくわかります。

食事のときによく噛む習慣をつけること、柔らかいものばかりにしないこと、口呼吸が気になるなら耳鼻科に相談してみること。こういったことは、日常生活の中で意識できることとして大切です。

ただ、顎の発育状況や歯の生え方のバランスは、やはり専門家でないと判断が難しい部分があります。「なんとなく気になる」という感覚を持ちながらも、「でも大丈夫かな」と判断するのは、なかなか難しいですよね。

「気になる」という感覚は、けっこう正直なセンサーです。その感覚が出てきたときに、一度プロの目で見てもらうというのは、悪いことではないと思います。

 

「相談だけ」でも、全然おかしくない

矯正に関する相談って、なんとなくハードルが高く感じられることがあると思います。「行ったらそのまま始めることになるんじゃないか」「費用の話をされるんじゃないか」という不安もあるかもしれません。

でも、「今すぐ始めましょう」という結論にならないことも、普通にあります。

今の歯の状態を確認して、「今は問題ない」「もう少し様子を見ましょう」「こういう状態になったら考えましょう」という話を聞くだけでも、親御さんの気持ちはずいぶん楽になることが多いです。

雑色のさかえ歯科医院では、こうした「まず状態を知りたい」「どう考えればいいか整理したい」という相談も、普通に受け付けています。無理に治療を進めることはありませんので、気になっていることがあれば、気軽に話しかけてみてください。

 

最後に:「早すぎる」も「遅すぎる」も、実は少ない

子どもの歯並びに関して、親御さんが「気になりだす」タイミングって、だいたいいいタイミングだったりします。前歯が生え変わってきた頃、学校の歯科検診で何か言われた頃、お子さん自身が気にし始めた頃。

「もっと早く来ればよかった」という後悔より、「来てみたら思ったより落ち着いた話だった」ということの方が多い印象です。

歯並びのことは、不安なまま放置しておくより、一度話を聞いてみた方が気持ちがすっきりすることが多いです。矯正を始めるかどうかは、その後に考えても遅くありません。

まずは「今どういう状態か」を知ることから。それだけで十分なスタートです。


むらかみ歯科・矯正歯科 院長 村上智保

村上智保|むらかみ歯科・矯正歯科 BLOG

栃木県足利市福居町の歯医者「むらかみ歯科・矯正歯科」院長の村上智保です。
小児歯科・こどもの矯正を中心に、子どもから大人まで通いやすい歯科医院を目指しています。

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