世界初の歯周病治療器「ブルーラジカル」と… むらかみ歯科・矯正歯科

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世界初の歯周病治療器「ブルーラジカル」とは?足利市で受けられる新しい歯周病治療

2026年8月29日

「歯周病の治療を続けているのに、なかなか改善しない…」

「歯医者でいつも歯周病を指摘されるけど、これ以上どうすればいいのかわからない」

そんなふうに、歯周病治療に行き詰まりを感じている方、多いと思います。

歯周病は、日本人が歯を失う原因の大きな割合を占めている病気です。定期的に治療を受けていても、なかなか症状が落ち着かなかったり、一度改善しても再発を繰り返したりすることがあります。「もうこれ以上良くならないのかな」とあきらめかけている方もいるかもしれません。

そんな方にぜひ知っていただきたいのが、「ブルーラジカル」という新しい歯周病治療です。足利市福居町のむらかみ歯科・矯正歯科では、この最新の歯周病治療器を導入しています。今回は、ブルーラジカルとはどんな治療なのか、どんな方に向いているのかを、できるだけわかりやすくお伝えします。

「ブルーラジカル」って、どんな治療?

ブルーラジカルは、東北大学を中心とする研究チームによって開発された、世界初の重度歯周病治療を目的とした医療機器です。2023年7月に国(日本)の医療機器としての承認を取得した、信頼性の高い治療システムです。

仕組みを少しご説明します。ブルーラジカルは、3%の過酸化水素(双酸化水素)に青色レーザー光(波長405nm)を照射することで、「ヒドロキシラジカル」と呼ばれる活性酸素を発生させます。このヒドロキシラジカルが持つ強力な殺菌力によって、歯周病の原因となる細菌を徹底的に破壊します。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、イメージとしては「光と薬液を組み合わせることで、これまでの器具では届きにくかった場所の細菌を、深いところまでしっかり除菌できる治療」と捉えていただければと思います。

装置の構造もユニークで、従来のスケーラー(歯石を取り除く器具)に、過酸化水素を通す中空構造とレーザー光を先端まで届けるレンズ機構を組み合わせることで実現しています。これにより、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の奥深い部分まで、確実に殺菌効果を届けることができます。

従来の歯周病治療と、何が違うの?

「これまでにも歯周病の治療を受けてきたけど、何が違うの?」と思う方もいるかもしれません。

従来の歯周病治療は、主にスケーラーという器具を使って歯石(歯垢が固まったもの)や歯周病菌を機械的に除去することが中心です。この方法はとても重要な基本的な治療ですが、歯周ポケットが深い重度歯周病の場合、器具が届きにくい部分の細菌を完全に除去することが難しいという側面がありました。

ブルーラジカルはこの「届きにくさ」の問題にアプローチした治療です。歯周病菌や虫歯菌を99.99%除菌できることが実証されており、従来の治療ではプラーク(汚れ)の深部まで届きにくかった部分にも殺菌効果が及びます。

さらに、安全性についても確認が取れています。ヒドロキシラジカルは光を当てた部分にのみ発生し、周囲に拡散しない特性を持っているため、健康な組織を傷つける心配が少ない設計になっています。安全性試験では、口腔粘膜に傷害を与えないこと、発がんリスクがないことも確認されています。

「体への影響が心配」という方にも、安全性の裏付けがある治療として安心していただきやすいかと思います。

こんな方に特に向いている治療です

ブルーラジカルによる治療は、特に次のようなお悩みを持つ方に適していると考えられています。

他の歯科医院で歯周病の治療を受けてきたけれど、なかなか改善しなかった、という方。重度の歯周病で、これまでの治療に限界を感じていた方にとって、新たな選択肢になりえます。

「できれば外科手術(歯茎を切って行う処置)は避けたい」と考えている方にも、ブルーラジカルは非外科的な治療として提案できる選択肢のひとつです。もちろん、状態によっては外科的な処置が必要になるケースもありますが、まずは相談してみる価値があると思います。

インプラント治療を受けた部分に炎症が起きる「インプラント周囲炎」や「インプラント周囲粘膜炎」でお悩みの方にも対応しています。

また、海外出張や海外赴任を控えていて、それまでに歯周病の治療をしっかり終わらせたいという方、再発を防いでできるだけ長く自分の歯を守りたいという方にも、積極的に取り入れていただきたい治療です。

「もう治らないかもしれない」と感じていても、まだ諦めないでほしいと思います。

開発の背景と信頼性について

ブルーラジカルは、東北大学大学院歯学研究科の菅野太郎教授を中心とした研究チームが、17年という長い年月をかけて研究・開発してきた治療システムです。

菅野教授は「NEW DESIGNED PERIODONTAL THERAPY」という新しい歯周病治療の考え方を提唱し、単に症状を抑えるだけでなく、歯周病の根本的な原因にアプローチする治療の実現を目指してきました。産学官連携の取り組みから生まれたLuke株式会社を通じて、2023年7月に世界に先駆けて日本で医療機器の承認を取得し、2024年より販売が開始されています。

「世界初」「国の承認を取得」という言葉には、それだけの研究と実証の積み重ねがあります。新しい治療法に対して「本当に大丈夫なの?」と慎重になる気持ちはよくわかります。でも、長期間にわたる研究と安全性試験を経て国の認可を受けた治療であることは、信頼性のひとつの根拠になると考えています。

受診を迷っているなら、まず相談から

「自分に合う治療なのか、まずは聞いてみたい」という段階でも、もちろんご相談いただけます。

歯周病は、放置すると歯を失うリスクが高まる病気です。でも、適切な治療を続けることで進行を抑え、歯を守り続けることができます。「これまでの治療でなかなか改善しなかった」という方も、ブルーラジカルという新しいアプローチによって改善の可能性が広がるかもしれません。

足利市福居町のむらかみ歯科・矯正歯科では、ブルーラジカルの治療に関する個別相談も承っています。「自分の歯周病の状態に適しているか確認したい」「どんな治療の流れになるか聞きたい」という方、どうぞお気軽にお声がけください。あなたの大切な歯を守るために、一緒に考えていきます。


本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の症状や治療については、歯科医師へのご相談をおすすめします


むらかみ歯科・矯正歯科 院長 村上智保

村上智保|むらかみ歯科・矯正歯科 BLOG

栃木県足利市福居町の歯医者「むらかみ歯科・矯正歯科」院長の村上智保です。
小児歯科・こどもの矯正を中心に、子どもから大人まで通いやすい歯科医院を目指しています。

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