子どもの歯の本数は正しい?乳歯・永久歯の… むらかみこどもファミリー歯科・矯正歯科

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子どもの歯の本数は正しい?乳歯・永久歯の本数と生え変わり時期まとめ

2026年10月10日

「もう○歳なのに、まだ歯が生えてこない…これって遅い?」

「前歯が抜けてから、ずいぶん経つけど永久歯が出てこなくて心配」

お子さんの歯の生え変わりって、知っているようで意外とわからないことが多いですよね。そういう悩みを抱えている親御さん、多いと思います。

「生え変わりが遅すぎないか」「歯の本数が足りていないんじゃないか」「順番がおかしい気がする」といった心配は、子育ての中でよく出てくる疑問のひとつです。でも、歯の生え変わりには個人差があり、少し前後するだけで特に問題がないケースもたくさんあります。

大切なのは、「標準的な目安を知ったうえで、気になる変化に気づけるようにしておくこと」です。今回は、乳歯・永久歯それぞれの本数と生え変わりの時期を整理しながら、「これは様子を見ていいのか、歯科に相談した方がいいのか」の判断のヒントをお伝えします。

まず知っておきたい、乳歯の本数と生え始める時期

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乳歯は全部で20本あります。上の歯が10本、下の歯が10本です。

最初の乳歯が生え始めるのは、一般的に生後6ヶ月前後とされています。最初に生えてくるのは多くの場合、下の前歯(下顎乳中切歯=かがくにゅうちゅうせっし)です。その後、上の前歯、上下の側切歯(前歯の隣)、第一乳臼歯(奥歯の手前)、犬歯、第二乳臼歯という順番で少しずつ生えていきます。

乳歯が生え揃う時期の目安はおよそ2歳半〜3歳ごろです。ただ、最初の歯が生えてくる時期には個人差があり、生後4ヶ月ごろに生えてくるお子さんもいれば、1歳を過ぎてから生えてくるお子さんもいます。生え始めの時期が少し前後していても、それだけで問題があるとは言えません。

生えてくる順番も、標準的な順番と多少前後することがあります。「下の前歯が先に生えると思っていたのに、上が先に生えた」という場合でも、多くは問題ありません。ただ、1歳を過ぎても1本も歯が生えてこない場合や、左右が著しく非対称な場合は、一度歯科医院に確認してもらうと安心です。

乳歯が生え揃った後の「乳歯列期」に注意してほしいこと

乳歯が20本生え揃って、まだ生え変わりが始まっていない時期を「乳歯列期(にゅうしれつき)」と呼びます。おおよそ3歳〜6歳ごろがこの時期にあたります。

この時期の歯並びで知っておいてほしいのが、「歯と歯の間に隙間があるのが自然な状態」だということです。特に前歯のあたりに見られる隙間は「霊長空隙(れいちょうくうげき)」と呼ばれ、後から生えてくる大きな永久歯のためのスペースを確保している状態です。「うちの子、歯の隙間が気になる」と感じても、乳歯列期であればこれは多くの場合、心配しなくて大丈夫です。

逆に、乳歯がすき間なくぴったりと並んでいる場合は、将来永久歯が生えるスペースが不足する可能性があります。見た目がきれいに見えても、歯科医師の目線では「将来の歯並びに注意が必要」と判断されることがあります。

乳歯列期は、むし歯に注意が必要な時期でもあります。乳歯はエナメル質(歯の表面の固い層)が薄く、むし歯が進行しやすい特徴があります。この時期から定期的な歯科受診とフッ素ケアを続けることが、健全な生え変わりを迎えるための大切な準備になります。

生え変わりが始まる時期と、永久歯の本数

乳歯から永久歯への生え変わりは、多くの場合6歳ごろに始まります。最初に生え変わるのは下の前歯が多いですが、これと前後して「6歳臼歯」と呼ばれる第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)が乳歯の奥に新たに生えてきます。

この6歳臼歯は、乳歯が抜けた場所に生えてくるわけではなく、乳歯列の一番奥に新たに生えてくる永久歯です。そのため、「乳歯が抜けていないのに奥に新しい歯が生えてきた」と気づく親御さんも多いですが、これは自然な生え方です。

永久歯は全部で28本(親知らずを含めると32本)あります。親知らずは生えてこない方や、途中で止まってしまう方も多いため、親知らずを除いた28本が「標準的な永久歯の本数」と考えていただいて構いません。

生え変わりの大まかな時期の目安は次のとおりです。6〜8歳ごろに前歯の生え変わりが進み、8〜10歳ごろに側切歯(前歯の隣)や第一小臼歯が生え変わります。10〜12歳ごろに犬歯・第二小臼歯が生え変わり、12歳ごろに第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてきます。個人差はありますが、だいたい12〜13歳ごろまでに28本の永久歯が揃うお子さんが多いです。

「生え変わりがおかしいかも」と感じたときの判断基準

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生え変わりには個人差がありますが、「これは一度確認してもらった方がいいかも」と感じるサインをいくつかご紹介します。

ひとつ目は、乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきた場合です。これを「乳歯遺残(にゅうしいざん)」と言います。乳歯が抜けないまま横や後ろから永久歯が生えてきた場合は、乳歯の抜歯が必要になることがあります。放置すると永久歯の生える方向がずれてしまうことがありますので、早めに歯科医院に相談してみてください。

ふたつ目は、抜けた後しばらく経っても永久歯が生えてこない場合です。乳歯が抜けてから3〜6ヶ月ほど経っても永久歯が見えてこないときは、先天性欠如(せんてんせいけつじょ=生まれつき永久歯の芽がない状態)や、埋伏歯(まいふくし=骨の中に永久歯が埋まったまま出てこない状態)の可能性があります。レントゲンを撮ることで、骨の中の状態を確認できます。

みっつ目は、左右で明らかに生え変わりのタイミングがずれている場合です。左右ほぼ同じ時期に生え変わるのが一般的で、片側だけ著しく遅い場合は確認してもらうと安心です。

これらのサインは、必ずしも問題があるとは限りません。ただ、「気になるな」と感じたときに早めに確認してもらうことが、問題を大きくしない一番の方法です。

生え変わりの時期は、歯並びをチェックする大切なタイミング

乳歯から永久歯への生え変わりが進む6〜12歳ごろは、歯並びや顎の発育に変化が起きやすい時期でもあります。だからこそ、この時期は定期的に歯科医院でお口の状態をチェックしてもらうことが特に大切です。

この時期に確認してほしいことのひとつが、永久歯の生えるスペースが十分にあるかどうかです。顎の大きさに対して歯が大きすぎる(またはその逆)場合、歯並びのでこぼこ(叢生)が起きやすくなります。また、生え変わりの順番や方向によっては、今後の歯並びに影響が出ることもあります。

早い段階で気になる変化に気づくことで、小児矯正(1期治療)として顎の発育を整えるアプローチができる場合もあります。「今すぐ矯正が必要」ということではなくても、「今の状態を把握しておく」ことに意味があります。

「うちの子の歯の生え変わり、これで大丈夫かな」と感じたときは、迷わず相談してみてください。


「歯の本数が気になる」「生え変わりが遅い気がする」「乳歯が抜けないまま永久歯が生えてきた」そんなことが気になっているなら、ぜひお気軽にご来院ください。

足利市福居町のむらかみ歯科・矯正歯科では、生え変わりに関するご相談や、お口の状態の確認にも対応しています。「治療が必要かどうかわからない」「一度見てもらいたいだけ」という来院でも、もちろん大歓迎です。お子さんの歯の成長を、一緒に見守っていきましょう。


本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の症状や治療については、歯科医師へのご相談をおすすめします。


むらかみ歯科・矯正歯科 院長 村上智保

村上智保|むらかみ歯科・矯正歯科 BLOG

栃木県足利市福居町の歯医者「むらかみ歯科・矯正歯科」院長の村上智保です。
小児歯科・こどもの矯正を中心に、子どもから大人まで通いやすい歯科医院を目指しています。

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