インプラント

インプラント治療は他の歯科治療に比べて患者さんの負担が大きいとされています。インプラント治療には外科的な処置が必要であるため、完了までに長い時間がかかるからです。「むらかみ歯科・矯正歯科」では、患者さんの負担を軽減するため、さまざまな取り組みを行っています。

以下、当院のインプラント治療を詳しくご紹介します。

当院では、口腔外科やインプラント手術の経験豊富なドクター（年間埋入本数250本以上）、保谷歯科口腔外科クリニック院長・船木勝介氏がインプラント治療を担当します。

歯科医師・船木 勝介

経歴

平成8年	東北大学歯学部 卒業 歯科医師免許取得 秋田大学病院 歯科口腔外科医員
平成12年	秋田労災病院 歯科口腔外科部長 九州歯科大学 第二口腔外科助手
平成18年	たけした歯科サクセスインプラントセンター勤務
平成21年	歯学博士
平成24年	保谷歯科口腔外科クリニック 開院

信頼性の高いインプラント治療を行うために重要となるのが、事前の「精密検査」です。当院では、精密機器を駆使して患者さんの口内を詳しく検査し、細かな計画を立ててからインプラント治療を開始します。

「CT」で患者さんごとの骨の状況を把握

インプラント治療では、顎の骨に金属製の土台を埋め込む施術を行います。顎の骨の内部には神経や血管が通っており、患者さんそれぞれの骨の状態を正確に把握することが、安全な治療につながります。

「CT」はX線で口の周囲を回転しながら撮影することで、三次元的に検査結果を観測できる装置です。CTを使うことで、歯の内部にある根管の形状や、神経や血管の位置を正確につかむことができます。これらの情報をもとにして、治療計画を立てていきます。

「コンピューターシミュレーション」で手術プランを作成

CTで検査後、得たデータをもとに専用の「シミュレーションソフト」を使って手術プランを作成します。このコンピューターシミュレーションを用いることで、顎の神経や血管を傷つけることのないインプラントの大きさ、角度、位置を決めていくことができます。

現在インプラントは世界中の多くのメーカーによって製造され、それぞれに異なる特性を持っています。インプラントは一生にわたって長く使用することになりますので、どの製造メーカーを選ぶかで予後を大きく左右します。
当院では、世界的に評価の高い「アストラテック」のインプラントを使用します。

アストラテック

世界三大インプラントの1つに数えられている「アストラテック」は、スウェーデン生まれのインプラントシステムです。骨との結合が早いため治療時間が短く、骨吸収が少ないため脱離を抑えられます。

眠っている間に手術が終わる「睡眠無痛治療（静脈内鎮静法）」

鎮静薬が含まれる点滴を打つことで、眠っているのに近い状態を作り出す「睡眠無痛治療（静脈内鎮静法）」。これにより、ほとんどの方が痛みや不快感を感じることなく施術を終えることができます。治療によるストレスを感じたくない方や歯科恐怖症の方におすすめです。

インプラント治療では、あごの骨に金属の土台を埋め込むため、あごの骨が少ない患者さんには施術ができません。そこで当院では、患者さんのあごの骨を増やすことでインプラント治療が可能になるようにする「骨造成」も行っています。

ソケットリフト

「ソケットリフト」は、インプラントを埋め込む穴に補填剤を入れることで骨を補う方法です。増やせる骨の量は少ないものの、傷口が小さいため患者さんの負担が軽減されます。治療期間は約4ヶ月です。

サイナスリフト

「サイナスリフト」は、インプラントを埋め込む穴とは別に穴をあけ、補填剤を填入することで骨を補う方法で、骨の再生量が多いことが特徴です。治療期間はソケットリフトより長くかかり、約6ヶ月を要します。

多くの方が、歯科医師がインプラントの人工歯（上部構造）を製作するものと考えているかもしれませんが、実際は歯科医師の指示に基づき「歯科技工士」が人工歯を製作しています。
そのため、出来上がってくる人工歯のクオリティは、歯科技工士の知識・経験・技術力によって大きく変わります。つまり、歯科医院がどんな歯科技工士と連携しているかによって、人工歯のクオリティが変わるということです。

当院では、歯科技工フォーラムで優秀賞の受賞歴のある歯科技工士・村上泰敏氏（D.R.C）と連携し、高品質な人工歯を提供しています。